第4章「扉」

ラシア「もう大丈夫、ありがとう。マーチ牛若」

牛若「よかった・・・」

 

 

牛若「ラシア・・・だまって出ていくよ。君にあったら、

とても、サヨナラをいえそうにないから。」

 

牛若「たしかに飛びだったはず・・・何故同じところに戻るんだ・・・

うぐっ!なぜだ・・なぜ外にでられない・・・なぜだ?」

 

ラシア「マーチ牛若!なにしてるの?」

牛若「うぐっ!ラシア」

ラシア「私にだまって出るつもりだったのね!そんなに私が嫌いなの?」

 

牛若「ちがう!その反対だ!私は君にふさわしくない!

毎日戦いにあけくれ、いつ死ぬかわからない。」

 

ラシア「どうして?私が好きならどうして戦うの??私と一緒に

ここにいてくれればいいじゃない!」

 

牛若「そうゆうわけにはいかない!共に戦う仲間をみすてて

私独りが幸せになるわけにはいかないんだ!」

 

ラシア「いかせない!あなたがどう考えようとどこにもいかせない!」

牛若「許してくれラシア!」

牛若の心の声(そうだ、ラシアがはいってはいけないといったあの部屋、

あの部屋が出口かもしれない!)

 

牛若「はっ!ラシア!!」

ラシア「いかせない!どこにもいかせない!!」

牛若「そこをどくんだ!ラシア!!」

 

ギューン(振り払う音)

ラシア「きゃぁ」

牛若「すまない・・・ラシア、大丈夫か?」

パリッ(効果音)

牛若「これは・・・人形だ、ラシアが、金属の、ガラン胴の人形だなんて」

 

ガラン胴「イカセナイ・・・イカセナイ・・・イカセナイ・・・」

 

牛若「やめてくれ!!!」

 

ガチャ!(ドアを開く音)

牛若「こ・・これは・・・ラシア!」

ラシア「マーチ牛若・・・おどろいた?これが私の本当の姿。

いままであなたがあっていたのはわたしが理力でうごかしていた人形だったの。

私には走る力も、わらう力もないから・・・。」

 

牛若「君のはなした友達とは、君自身のことだったんだね」

ラシア「そう。いままでみせてきたものは、すべて嘘。

ここは黄金の世界なんかじゃない!私とおなじように

死にかけている鉄錆の世界。みにくいでしょ?本当の私は・・・」

 

牛若「醜いものか!君は誰よりも綺麗だよ!」

ラシア「こんな姿でも、私のことが好き?マーチ牛若・・・」

牛若「あたりまえじゃないか!」

ラシア「ならここにいて!私が死ぬまでずっとそばにいて!」

 

牛若「それはできない」

ラシア「お願い・・・」

牛若「君のことが好きだ。ラシア、頼むからそれ以上、わがままを

いわないでくれ。君を嫌いにさせないでくれ!」

 

ラシア「マーチ牛若・・・」

牛若「頼む。ラシア!」

ラシア「わかったわ。今外への扉をあけるわ。」

牛若「戦いがおわったら必ず戻ってくる!それまでまっていてくれ!ラシア!」

 

ギューン(飛び立つ音)

牛若「わ・・・私を閉じ込めて、どうするつもりだ、ラシア!」

ラシア「嫌われてもいいの。私決してあなたを逃がさない」

牛若「くっ・・・ラシア!」

 

パリーン(効果音)

牛若「!?ジャーニヤマト!」

ヤマト「マーチ牛若!今たすけるぞ!日の出剣!さんさんパワー!」

 

牛若「たすかった!ジャーニヤマト!」

ラシア「マーチ牛若、お願いいかないで!」

 

ブーーーッ!ブーーーッ!(警報の音)

 

ラシア「たいへん!かくれて!マーチ牛若!!」

牛若「だめだ・・・もう君を信じられない!ラシア!」

ラシア「お願い!マーチ牛若!!」

 

ゴゴゴゴゴ(扉のひらく音)

ゴーディ「ジャーニヤマト、マーチ牛若、どうしておまえたちがここにいる!」

 

ヤマト「おまえこそ、どうして?ゴーディ!」

ゴーディ「ここは私の屋敷だ。」

 

牛若「なんだって??とゆうことは・・・」

 

回想

ラシア「その子のお姉さんはその子をいきのびさせる為にたくさんの町を壊し

天使や悪魔やお守りを殺して、エネルギーを奪っているの」

 

牛若「ラシアのために、町を破壊している姉・・・ゴーディ」

ゴーディ「ふん。おまえたちを探す手間がはぶけたわ。ここで殺して

聖球をうばってやる!!」

 

ヤマト 牛若「させるかぁ〜!」

 

ゴーティ「とぉ〜っ!」

牛若「たぁ〜っ!」

 

剣と剣のぶつかりあいの音

 

ラシア「お姉さまやめて!!マーチ牛若をころさないで!!」

ゴーディ「妹よ、だまっておいで。聖球が手にはいれば、おまえは

もっと元気になるんだ!!」

 

ラシア「元気にならなくていい。マーチ牛若を殺さないで!!」

ゴーディ「消姿剣(ショウシソード)!!」

ヤマト「うわぁ〜っ」

牛若「ジャーニヤマト!!」

ゴーディ「他人の心配より、自分の心配をするんだな!マーチ牛若!」

牛若「秘儀!雷舞笛(ライブテキ)!!」

 

バシィ(効果音)

 

ゴーディ「うわぁああ!」

 

ゴーディ「やるじゃないか・・だが!ここまでだ!消姿剣(ショウシソード)!」

 

ギューン(効果音)

 

牛若「ぐわっ!!」

ゴーディ「もらったぁ!」

ラシア「駄目ぇ!!!!」

 

ブシュッ(効果音)

ゴーディ「ラ・・ラシア!!」

牛若「ラシア!!!」

 

ラシア「これでよかったのよ・・・マーチ牛若。私は世界が生まれ変わる

為、死ななくてはならない定め・・・でも、世界のためにはどうしても

死ぬことができなかった。・・・でも、あなたの為なら・・・。

ごめんなさい。今までわがままをいって。」

 

ゴーディ「あ・・ああぁ!!」

牛若「ラシアッ!!死なないでくれ!私をおいて、死なないでくれ!!」

 

 

ガラガラガラ(効果音)

 

牛若「な・・なんだっ!?」

ゴーディ「メタメンデルがくずれようとしている。メタメンデルは、ラシアと

連動しているからな。ラシアが死ねば、メタメンデルは滅びる。」

 

牛若「なんだって??・・・ん?大丈夫か?ジャーニヤマト」

ゴーディ「ジャーニヤマトをたすけたければ、速く連れて逃げるんだな

マーチ牛若。いまなら自由に外にでられる。」

 

牛若「ラシア!ジャーニヤマトを無事外につれだしたら、必ず戻ってくる!

君を独りで死なせない!!ジャーニヤマト、いくぞ!」

 

ヤマト「おっ・・・おう」

 

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ゴーディ「ラシア・・・マーチ牛若はいってしまったよ。おまえは

マーチ牛若と死にたかったのかも知れないね。この姉で、許しておくれ。」

 

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一本釣「牛若〜〜!」

ピーター「ジャーニヤマト〜!」

フッド「大丈夫だったか?心配していたんだぞ!」

牛若「ディッセフッド、ヤマトを頼む!!」

フッド「どこへいくつもりだ!マーチ牛若!!」

ヤマト「フッド、牛若をいかせるな・・・」

フッド「よぉし!」

牛若「んぐっ!はなしてくれ!メタメンデルへ戻るんだ!

ラシアが待っているんだ!ラシアが!!」

 

ゴゴゴゴゴ(メタメンデルが崩れる音)

 

牛若「ラシアッ!!!」

 

ラシア「悲しまないで。マーチ牛若。私は空気となって、風となって。

いつも・・・いつもあなたののそばにいる。そばにいて、あなたを守るから」

 

牛若「ラシア・・・」

 

ヤマト「みろ!あんなところから、光が・・・」

 

フッド「光が・・・光がひろがっていく!!」

 

牛若「メタメンデルが滅んで、新しい世界が、うまれ初めたんだ」

 

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限りない闇の世界に輝いて

青く赤く白く そしてゴールドに

まるでフェアリー それはフェアリー

そしてフェアリー ・・・パンゲラクシー

 

 

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