第5章 「疑惑」

集会所 全景

「何?天使が?」「泥棒しただと?」

「バカな。どうして天使がいるんだ?」

「怪長が飛んだ!」「異変が起きた!」

と騒然となっている声がきこえる。

 

集会所 中

審助「数千年、いや数万年、いや天地球の歴史が始まって以来の

不祥事じゃ」

 

こっそり隠れて騒ぎを覗いているヤマト神帝と牛若神帝

ヤマト「天地球?」

牛若「ここは天地球というのですか?」

とつぶやき、顔を見合わせる

 

審助「考えられん。この秘密を世界のお守り以外の種族が

入っているとは考えられん!」

「ワイワイガヤガヤ、そうだそうだ」

と騒ぐお守りたち

 

肩身を狭くしてうつむく助士すいさい。

 

つっぱり坊主「しかしだな!今の今まで空き巣やコソ泥など

1度としてなかったんだ。これは絶対に悪い天使が無縁ゾーンから

入り込んで来たにきまっとる!」

 

助士すいさい「(立場なく)・・・」

かめ助「どうしたの?助士すいさい?」

助士すいさい「あっ。い、いえ、何でも・・・」

ひょっとこ助「ん?おかしいぞおかしいぞ!ひょっとこすると何か

隠してるな?」

つっぱり坊主「そういやぁ、おまえ、無縁ゾーンから帰ってきた

ばかりだったな!」

ビックリする助士すいさい

お祈り神父「もし隠していることがあればザンゲしなさい。

すべて話せばスッキリします。信じるものは救われる。アーメン」

 

助士すいさい「そ、それは・・・」

つっぱり坊主「しゃべっちまえよー!」

と怒鳴る

 

ヤマト「まずい!」

牛若「みんなに知らせましょう!」

 

緑の里 集会所 上空

さーっと飛翔してくるヤマト神帝と牛若神帝。

グングン崖のほうに飛ぶ

 

崖の洞窟の中

ピーター「何?ここが無縁ゾーンなのか?」

一本釣「お守りだけの世界だって?」

ジャック「天地球なんて聴いたことないぜ!」

一本釣「そんなことより他の天使が強盗を働くなんて許せないよ」

その時繭の中から横になっていたヘッドロココが話しかける

 

ロココ「落ち着きなさい」

あっ!となる神帝たち。

ロココ「天使が悪いことをするなど考えられません。これには何か

訳があるはずです。皆で犯人を探すのです」

ヤマト「はい!」

その時中にきている助士すいさい

 

助士すいさい「その必要はありません」

えっ!となる一同

助士すいさい「すぐにここから出ていってください!」

え?となる神帝隊

 

ヤマト「ムチャ言わないでよ。ヘッドロココ様の怪我はまだ治っていないんだ」

助士すいさい「ヘッドロココさまは怪我が治り次第私が責任をもって

お送りします。ですからすぐに!」

ウウッと涙をうかべる助士すいさい

?と顔を見合すヤマト神帝たち。

 

 

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